2007年7月29日 (日)

87時間分の23秒

いろいろあったツール・ド・フランスだが、昨日の個人TTはとにかくスリリングな展開だった。選手はもちろんだと思うけど、見ているこちらがこんな緊張するのも珍しい。

コンタドールを応援している自分としてはどんどんタイム差が縮まってゆく展開に気が気でない。上位3人の順位が入れ替わってもおかしくない状況が35km過ぎから続き、選手と同様に心拍数が上がってしまう。

そして、ライプハイマーがゴール!ダントツに速い。下手すれば2位どころがマイヨジョーヌもあり得るぐらいのタイムだ。

続いてエバンスがゴール!最後の3kmをもがきにもがき、8秒差2位を守った!残り5kmではそれまでのタイム推移から完全にライプハイマーに抜かれると思ったが、驚異の走りだ。

そして、コンタドールが来た。残り1kmで多分守れそう?でも、タイム差はどれくらい?早く早く、最後の上りを必死にダンシングするコンタドール、そして必死にゴール!タイムは?

23秒!

えー、87時間を超えて走って1位と2位の差はたった23秒差!もっと言えば3位のライプハイマーとの差だって31秒・・・。

凄すぎる、ほんの少しどこかのステージでトラブルやボーナスタイムがあればひっくり返っていた差だ。そしてその差を最後に演出した個人タイムTT。こんな緊張感のあったTTは初めて見たよう気がする。

やっぱり、自転車ロードレースは面白過ぎる!

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2007年7月28日 (土)

出張の間に起きたこと

木曜日の会議に出るために、前日の水曜日に21時20分新大阪発最終の新幹線で東京へ移動。金曜日も東京で雑務をこなし、昨日夜生駒に帰ってきた。

ツール・ド・フランスは水曜日が勝負を決める今年最期の山岳第16ステージ。バッチリビデオ予約をしておいて、漸く今日の午前中見た。

???ヴィノクロフがドーピング!アスタナがツールから撤退!

バカな・・・。個人タイムトライアルの日か・・・。昨年のランディスといい、鬼走りした時は疑えと言うことか、ぞれじゃ寂し過ぎるだろう・・・。

第16ステージはラスムッセンがコンタドールに印籠を渡した。これで今年のマイヨジョーヌは決まりだ。個人TTでこの差をコンタドールもエヴァンスも逆転できない。コンタドール応援していたんだけどな・・・、と思いながらHPをチェックしていたら、

???ラスムッセンがツールを去った?チーム解雇?

虚偽報告が原因だ。ツール前の練習場所としてイタリアに居たのに彼はメキシコに居たと記者会見で述べた。これが引き金となった。何故そんな嘘を言う必要があったのか?全く理解不能だが、実は過去にも同じことが2回あったらしい。今回で3回目ということで、ラボバンクがラスムッセンを解雇したのだ。

忙しかったし、レースの結果も敢えて知らないように努力した結果、ツールの世界は全く違ったものになってしまっていた。まるで3日間眠り続けていたような感じだ。ただただ唖然として頭の中の整理ができない。

唯一つ言える事は「今年のツールも真の王者は居なかった」ということであろう。残念だけど。

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2007年7月 7日 (土)

いよいよ、ツール開幕

いよいよ今年もツール・ド・フランスが始まる。

もちろん、僕としてはエウスカルテルを強力に応援することになる。
Dscn0150

このユニホームが、アルプスやピレネーの山々を初夏の太陽の下、颯爽と走り抜けることを期待している。

でもでも、ディスカバリーのツール用ウェアは格好良いね。環境問題を意識して地球が緑色になっているなんて「なかなか、やるじゃん」

あとは、アスタナね。ここが強さと言う意味では一番かな。「ウラン沢山、原発造るぞ!」と盛り上がっているカザフ、日本にとっても旬な国のチームですね。

それとケースデパーニュ、ラボバンク、CSCあたりがチームとして強そうなので、各々のエースが「マイヨ・ジョーヌ」をめぐって争うことになるでしょう。

いやー、気の抜けない、熱い3週間が始まるのですね。ツールが終わる頃には完全な夏。時間の中を走ってゆく極上のエンターテイメント。いよいよスタート!

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2007年6月 2日 (土)

マヨ!やったよ!

イヴァン・マヨが勝ったよ!

ジロ・デ・イタリア第19ステージ、今年エウスカルテルからサウニエルドゥバルに移籍したマヨが遂に復活した。

エウスカルテルのエースとして山を飛ぶように上って、「フライング・マヨ」と呼ばれたあの頃。

そしてプレッシャーに負けたのか、山で遅れてゆくことを繰り返した4年間。

そして遂に長いトンネルを抜けて昨日、グランツールの表彰台に戻って来た。

おめでとう!マヨ!

本当はエウスカルテルのエースとしてこの舞台に戻ってきて欲しかったけど、環境を変えたことでよい方向に向かったかもしれないし、しょうがないと思う。それにきっと地元スペイン、バスクは無茶苦茶沸いているだろうし、元チームメートも祝福していることだろう。

人生なんとかやっていれば、そのうち「いい日」も来るだろう。とっても勇気付けられるマヨの勝利、そしてライブじゃ見れなかったけど、たまたまビデオに録画した幸運に乾杯!

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2007年3月18日 (日)

流行の勘違いバンザイ

パリ-ニースを中心に、勘違いなのか意識的なのか不明な「謎のバンザイポーズ」が流行の兆しを見せている。

そもそもの始まりはパリ-ニースの第3ステージ。逃げ集団4人から抜け出した、チームCSCのコロブネフが優勝、それ以降は集団ゴール。スプリント合戦の頭を取ったのがクイックステップのトム・ボーネン。そしてその瞬間が・・・、

「あれ?なんで2位なのに、ボーネン両手挙げてガッツポーズしているの?」

そう、ボーネンは何を勘違いしたのか、自分が優勝したと思って両手を挙げてしまったのだ。後からインタビューで、逃げ集団を吸収した時に、1人の選手(優勝したコロブネフ)がそこから抜け出していることに気付かなかったこと、そしてゴール前でも前を走るコロブネフの姿が見えなかったことを話している。

最近のロードレースでは情報戦が発展している。無線を使ってレース状況やチーム戦略、指示を監督車から各選手に伝達するシステムができているのだ。だから、ボーネンが無線をちゃんと聴いていたら逃げ集団の状況を知らないというのは本来なら考えにくい。そしてゴールの瞬間、ボーネンの耳には無線用のイヤホンがちゃんと付いていた。なら、何故知らなかったのか?不思議なことだ。

そして、なんと同じことが同日イタリアで行われているティレーノ-アドリアティコでも起きた。状況も全く同じ!アレケーフというロシアの選手が逃げ切ったのだが、集団スプリントになった2位争いに勝ったT-モバイルのアイゼルが片手を挙げてゴール。こちらも

「ああ、勘違い!」だったそうだ。

そして昨日のパリ-ニースの第6ステージ。最後の山岳で集団から抜け出した総合2位のコンタドール(ディスカバリーチャンネル)とケースデパーニュの2選手。そしてゴール3km付近でこの中からケースデパーニュのサンチェスが一気に加速してそのままゴールに飛び込んで優勝。そしてゴール1km手前で、コンタドールともう1名は集団に吸収。そしてゴールスプリント!

「あれ?それに勝ったロレンツェット(ミルラム)がまた両手を挙げてゴールだ!」

おかしいだろ?それ!2位で万歳かよ!これは怪しい。そんなに間違えるはず無いだろう。無線ちゃんと聴けよ、まったく・・・。因みにこの無線、監督からの指示が煩すぎて途中から外しちゃう選手もいるようだ。確かに200km走ってきて、ヘロヘロで脚動きませんよって時に

「はい、そこ頑張って!イチ、ニー、イチ、ニー!」って号令掛けられても、

「うぜーな!」となるもの分かるけど・・・。

あと、このロードレースで優勝の瞬間必ずといって良いほど両手を挙げるポーズをとるのだが、これには理由がある。つまり、バンザイすることで喜びを表すと共に、ユニホームに描かれたスポンサー名をアピールしているのだ。だから、よっぽどのことが無い限り勝ったときのバンザイポーズは「お約束」なのだ。

だからこそ、昨日のロレンツェットは怪しいのだ。確かに総合2位のコンタドールを吸収した時点で勘違いしたのかもしれないけど、それにしてはちょっと「恥ずかしそうなバンザイ」だったのである。なんか、

「僕もスポンサーのためにバンザイしちゃおうかな!」

って感じ。確かにミルラムというチームは今回あまり活躍していなかったような気がするし。

しかし、この「2位でもバンザイ」「残念バンザイ」があまり続くと、そのうち禁止事項になるんじゃないの?だって別に2位の人がするなら、

「おいおい、俺だってやっちゃうよ!だってパーソナルベストだもん」 とか
「今日さー、調子悪くて順位もダメだったけど、彼女の誕生日なんだよね!それに観に来ているし」 とか
「最近勝っていないから、勘が鈍らないようにちょっとやってみた!」なんて輩が出てくるとまずいし・・・。

あんまり、この「勘違いバンザイ」が流行らないことを願うのだ。

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2007年3月17日 (土)

美しいペダリング

クラシックレースの開幕戦、パリ-ニースを毎日見ている(もちろんビデオ駆使してね)。なかなか、展開とかチーム戦略とか面白くて、楽しいね。まったりしまくっていた昨年のツール・ド・フランスなんかより、こちらの方がエキサイティングな展開が多い。ディスカバリーの戦略も秀逸。やっぱり、こういうレースをコントロールできるチームが強いと見ていて「アドレナリン」が出ちゃうね。

もう一つ注目しているのは、選手たちのフォームとかペダリングとか。特にペダリングのスムースなこと!流麗なというか、下死点に到着するかしないかのうちに、引き上げられる脚。あのリズムカルで、そして力が抜けたペダリングは、

「美しいなー」と惚れ惚れしちゃう。もう、なんか脚フェチっすよ。

それに比べると僕のペダリングは、無駄な力入りまくりだし、引き脚使えていないし・・・。今日も文京クリテリウムコースを30kmぐらい乗ったけど、イメージはあるんだけど、なかなかあのペダリングの足元にも及ばない。それ以前の問題として、なんかペダルに比べて膝の位置が後ろにありすぎるような気がしてきた。だから踵が下がっちゃうことがあるんじゃないかと・・・。ちょっとセッティングを見直そう!

ところで、3週間前から使っている新兵器。
Dscn0420_1 

シマノの新しいペダル!高かったけど、段々良さが分かってきた(ような気がする)。確かにほんの少し、出力が増したような気が・・・。特に坂の上る感じが良い。更に言えばダンシングする時に力が伝達しやすくて、上っていてちょっと「クライマーズハイ」になる。苦しいけど、楽しい。もうちょっと軽いMっすよ。
まあ、これで平地のケイデンス90回転を少しでも長い時間維持出来るよう練習するのだ!

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2007年2月 5日 (月)

外苑クリテリウム

昨日もいい天気だったけど相変わらず風の強い一日。それでも予定通り「明治神宮外苑学生自転車クリテリウム大会」を観戦しに行った。

クリテリウムとは街中の周回コースで行われるロードレースのこと。そこで僕も観戦前に1周6kmの自分で作成したクリテリウムコースを走ることに。コースは

東大赤門前から本郷通りを北上→木村カエラの母校、向丘高校を通過して→不忍通りの1本手前を左折、文京グリーンコート前通過し、白山通りへ→一気に南下して東洋大学の前を通過し、春日の交差点を左折→真砂坂を上る→本郷通りを左折→赤門前に到着
名付けて「文京クリテリウム}

上りもあって結構走りがいがある。試しに1周半してから神宮外苑へ。途中、飯田橋から四谷までのだらだら坂が東京国際女子マラソンで高橋尚子が遅れたところ。確かに35km脚で走ってきたらツライよね。そうこうするうちに神宮外苑へ到着。

おーやってる、やってる!
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ゴール地点っす。当然メジャーではなく、観客もまばらながら、いることはいる。
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さすがに速いなー!大学生の大会だけあって、ウエアは各校のスクールカラーが入っている。法政は橙色、日大はピンク、早稲田はエンジ、明治は紫、中央は赤。色とりどりのユニホームに身を包んだ選手たちが春っぽい陽が照らす透けた光の中を疾風のように走り抜ける。
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しかし、風は冷たい。春めいた天気を信じて、こちらも冬らしくないウエアを着てきたので、一箇所に留まるのは正直寒くてキツイ。そこで身体を温めるためレースの間に赤坂離宮を一周して銀杏並木の折り返し地点に来た。奥に見えるのがゴール地点でもある聖徳記念絵画館。そこに向かう日大、鹿屋体大、早大、中大の選手たち。

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残り3周回、牽制しながら状況を窺うAグループ(最上位クラス)の選手たち。結局、このAグループは明大の多分湯浅選手かな、折り返し地点からアタックして鹿屋体大の選手他を振り切って優勝した模様。(間違っていたらゴメンナサイ) おめでとう!それから、運営をしていた学生の皆さんもお疲れ様でした。

都心のど真ん中での、クリテリウム。すごく価値が高いと思うし、続けて欲しい。続けてゆくうちにどんどん観客も増えると思うし。立春の頃の風物詩になるといいな。

帰りにはまた「文京クリテリウム」を勝手にやった。4周回したけど、風が強くて厳しい走りだったね。ちょっと疲れました・・・。

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