録画してあったサッカー、チャンピオンズリーグ:レアル・マドリード対オリンピック・リヨンの試合を見た。この試合の実況は倉敷保雄、解説は金子達仁。僕はスカパーで世界のサッカーを視聴しているわけだが、このコンビが実況+解説としては最も気に入っている。まさに黄金コンビと言えよう。
何が「黄金」かというと、まず上げられるのが「言いたい放題」ということ。今回の試合では二人はある「法則」を見つけて、勝手に盛り上がっていた。「法則」とは美男子が危険なファールを犯しても、「ニコ!」と笑顔を振りまくと審判からイエローカードをもらわないということ。
具体的にはレアル・マドリーにファビオ・カンナバーロという選手がいる。そう、ドイツW杯で優勝したイタリアのキャプテン。黄金に輝くW杯を掲げた選手だ。
はい、確かにいい男ですね。彼は優秀なDFなんだけど、いざとなると反則覚悟で、相手を止めに行く。ひでーな、そりゃ反則だよ!しかし、反則した後必ず、「ニコ!」と笑い、「CMに出れそうなくらい白い歯」を審判に見せるそうだ。そうすると、あら?不思議!審判も「ニコ!」と笑い、イエローカードは全然出ない。
確かに試合を見ていると、反則した後必ず「ニコ!」と審判に笑いかけている。口の動きから想像するにこんな感じ。「ごめーん!悪気無かったんだよ、足滑っちゃった。気をつけてたんだよー、危険なプレーはダメだからね。ごめーん!今週はフェアプレー週間ってちゃんと知っているからね!皆にもよく言っとくよ」
なぜか、おやじ審判はこの「ニコ!」に弱くてイチコロで落ちている。なんていい加減なんだ!なんせ、ひどいのは相手のFWを後ろから抱きついて止めたってお咎めなし。おいラグビーじゃないんだからな!
「ごめーん!あまりにいいカラダしてたから間違って抱きついちゃった。イヤーン!ニコ!」
この事態を受け、倉敷・金子両氏は感心しきり。挙句の果て、
「やっぱり、美男子は得しますねー。これと同じことをバレンシアのアジャラ選手がしたら、すかさずイエローカード出るんでしょうけど」
「確かにそうですね。HA HA HA HA!」
え!そうなんですか?では早速アジャラ選手に登場してもらいましょう。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・?」
あのー、どういう意味でしょうか?分かるような気もしますが・・・。さらに追い討ちをかけるように、
「やっぱり、見た目は大事ですね!」
「そうですね、そうですね!」
倉敷・金子両氏はひどく納得している。
もしもーし!どういう意味でしょうか?アジャラさんの立場微妙なんですけど。はい、ここで少し解説すると、アジャラさんはアルゼンチン出身のDF。現在はスペインのバレンシアに所属し、ハードマークとヘディングの強さを売りにしている優秀なプレーヤー。そして、非常に上手いディフェンダーという印象がありますな。彼の名誉のため書きますが、クリーンなプレーをする選手です。
その後、試合は終盤を迎え、反則をめぐって両軍入り乱れてもめている。おーなんと、カンナバーロはニコニコ笑いながら仲裁に入っているではないか!
これにはさすがの倉敷・金子両氏も
「出ました100万ドルの笑顔、ところで彼は本当にいい人なんでしょうか?」と疑問を呈し始める。怪しい・・・。よく見るとすごいわざとらしい笑い顔に見えてきた。もしや100万ドルの偽札?
まあ、こんな感じで、サッカー以外のどうでもいい話までテンポ良く進んでゆく。プレー以外で「ぷっ!」って笑っちゃう中継も珍しいわけで、僕はこの「黄金コンビ」が相当お気に入りなんです。
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